学力の高い生徒、低い生徒

学力の高い生徒とそうでない生徒の差はどこにあるのでしょうか。

学力の高い生徒と低い生徒では問題を解くときの意識の差だと思っています。学力の高い生徒は問題を解けるようになることが目的にして勉強してるんです。「解き方を間違えてしまった。自分はこの問題が苦手だから付箋をつけて明日もう一度やってみよう」みたいに解けない問題に重点を置いて一つ一つできる問題を増やしていきます。

逆に学力がなかなから伸びない生徒は問題を解く自体が目的となってしまってるんですね。「漢字テストがあるから全部3回ずつ書いた」「6時間勉強した。今日はよくやった」試験勉強とは試験で点数を取るための手段に過ぎません。テストの結果ではなく勉強の経過に満足してしまう人は効率よく勉強できていないケースが多いです。

中学校に入ったばかりの頃はほとんどの生徒が後者のような勉強をしています。ところが本格的に大学受験する頃には前者のような勉強をして学力を伸ばす生徒が多いです。

出来るだけ早く、

「目標から逆算して計画を立てて、自分の過程や成果を評価して改善する」という技能を身につけることが受験成功のカギだと思います。

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