成績を伸ばす方法は王道にて最強「◯◯をすること」

こんにちは。

ある程度同じ学力を生徒を集めた同じ学校の同じクラスの中でもどの科目も90点以上取った生徒と赤点ギリギリの生徒に分かれます。この差はなんでしょうか?

それは学校の先生や塾の先生も口酸っぱく言っているようなことなんですが、復習をしっかりするかどうかなんですね。下の図をみてください。これは心理学者エビングハウスが調べた時間経過による記憶力の保持を表したものです。

これを見ると授業をした時の記憶が100だったとすると、1日経つと25になってしまいます。よく「自分、頭悪いから前の授業でやった内容すぐ忘れてしまうんですよね…」という生徒がいます。忘れるのは当たり前な話なんですね。

復習を重ねるごとに記憶が落ちにくくなるのですね。僕はペンキ塗りのように勉強すると言います。ペンキ塗りは抜けのないようにゆっくりと一回塗るのではなく、多少抜けがあっても構わないので何回も塗ることで、きれいに塗ることができるのですね。定期テストで抜けがなく、高得点とるためには復習することが必要になってきます。一夜漬けで覚えられたとしてもすぐ記憶から消えてしまうので、範囲が広い受験勉強には役に立ちにくく、模試の偏差値も伸びにくいです。成績が伸びる生徒とは、復習することを心がけています。授業でやった問題を二日後に一度解くだけで、かなり差がついてきます。

ちょっと自慢話になるのですが、自分が学校教員として見みていたどのクラスも平均点が他クラスの平均を大きく上回っていたのですね。もちろん生徒の頑張りがあってなのですが、僕はあることだけを心がけていました。わかりやすく授業をすることではありません。各々が定期的に復習するシステムを作ったことなんですね。この塾の設立もそのシステムが土台として個別指導塾としてさらにパワーアップしています。

特に中学生だと出来るだけ勉強したくないという方は多いと思います。僕だってそうです。この知識偏向なペーパーテストで点を取る勉強なんて面白くないです。ただ授業をやってから定期テストまで何も復習をしていないと、ほぼやった記憶がない状態からスタートしなければならないんですよね。これはもっとしんどいです。だから、出来るだけ勉強をしたくないのであれば、学習してからの2日後ぐらいの忘れかけれている時に復習をすること、これが1番コスパの良い勉強になりますので、是非心がけてみてくださいね。

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