さっきバイクで乗っていたら、信号無視していた小学校3年生の子どもが渡ろうとしていました。
僕は実は学校教員でも塾長としても声を荒げて怒るようなことは一度もありません。強く言えば相手の行動を変えられるかもしれませんが、意味を理解して行動を変えるのではなく、次は怒られないように行動を変えるに過ぎないからです。学校教育の場において、恐怖でコントロールしてでも守らせたいことなんてそんなに多くありません。相手に伝わるように言うためには強く言う必要は一切ありません。授業中に遊ぶ子に怒ったって、勉強が好きになるわけでも興味を持つわけでもないですよね?次は怒られないように取り組もうとなって、むしろ勉強が嫌いになってしまうわけです。
でも今日は自分でも驚くほど大きな声で「危ないよっ」って怒りました。やっぱり良い気持ちではないですね。怯えた子どもの顔が忘れられないです。危険な行為や犯罪行為に関しては意味も分からなくても行動から変えなければいけない数少ないものだと思っています。それは、学校の先生だから親だから関係なく、同じ町に住む大人全員が果たさねばならない教育なのではと思っています。
大人相手だったら、変なのに絡まれるリスクを恐れて距離をとりますが…