〜しながら、〜をする。複数の作業を同時に行うことをマルチタスクと言ったりしますが、勉強しながら何かをしている人で、成績がずば抜けて高い人は見たことありません。
マルチタスクが得意〜って言っている人は、本当かぁと懐疑的になります。
注意を払うって言葉がありますが、本当に言い得て妙ですよ。注意とは、限度額の決まった予算とかと同じです。他の情報が入るほど、注意力が低下します。だから払うという言葉を当ててるんですね。最大量は増やせず、それの分配の問題なので、分けるほど一つの作業の質が落ちます。
スマートフォンの通知音など、他の環境とは隔絶して自分の世界に入り込みましょう。情報に溢れる現代では、注意を阻害する要因がさまざまな場所に潜んでいます。
僕は気が散りやすい性格でした。学校の授業もあまり、聞くタイプではありません。自習室ですら、他人がいるのが嫌だったので自室で勉強が1番でした(これは個人差がある)。1つのことに集中しやすい分、同時に気を広く張るのは得意ではありません。だから40人に対して指導する学校よりも、1人に対して対話をする今の個別指導の方が真価を発揮しやすいです。