保護者に伝えたい受験生への心遣いbest3

①関心を持つ ②結果に固執しない ③求めていないアドバイスをしない。

①関心を持ってください。
放任と無関心は違います。放任には関心や信頼が伴います。過干渉はいいことはありませんが、無関心は1番最悪です。難関校に通う生徒で無関心な親はあまり見たことありません。子どもは親からの関心が向けられていないと健全な成長をすることができません。
もう少し具体的にいえばお話しを聞いてあげてください。なかなか話さないという人にはCLOSE QUESTION(yes/noで答える質問)ではなくOPEN QUESTION(どう、どこ、いつ、など)をぶつけることがポイントです(whyは気をつけて。責めてるように感じることがあります)。話を遮らずに、頷きやオウム返しをしながら傾聴する態度を見せてください。意外と難しいです。

②結果に固執しない。
受験は競争である以上は受かる人も落ちる人も必ず出てきます。頑張った結果落ちてしまうこともあります。しかし社会は結果しか見ません。僕らみたいな学校や塾の先生も受かれば「おーしっかりとやったからな」落ちれば「もう少し頑張れたよな」、結果しか見ていないことが多いです。でも、子どもがどれぐらい頑張ったかはやはり保護者がいちばん分かってあげられる存在です。一緒になって結果に一喜一憂するのではなく「合格でも不合格でも構わない。頑張ってくれただけで嬉しい。」と親にしかできない寄り添いをしてほしいです。

③求めていないアドバイスをしない。
自分の経験上、大学受験で伸びる生徒は自律した子です。成功も失敗も自分で経験させて、自分で目標をたて、計画をつくり、フィードバックができる人間です。特に中学生ではその機会を除かないことが大切です。失敗してもいいんです。むしろ失敗を経験して、学びがあるわけです。
さらにいえば宿題やれと言って素直に進めますかね。またやっとしてもやらされる勉強ほど効率の悪いものはないです。僕も塾講師として、勉強をやらせる指導ではなく、自分でやりたくなるような指導を心がけています。興味関心ほど勉強効率を向上させるものはありませんからね。

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