こんばんは。塾で見ていて気づいた偏差値55以上の生徒が持つ良い習慣、さらに偏差値65以上の持つ良い習慣について話していきます。(偏差値は大学受験における河合塾の偏差値ぐらいと見ています。)
修正力
まずは偏差値55の壁です。これを乗り越えるためには修正力が鍵だと思っています。これもまた王道なのですが、「間違えた問題を出来るようにする」…これが最も有効な勉強です。間違えた問題に対して、間違えた原因をしっかりと分析して次は間違えないぞという気持ちで取り組む。そんな簡単なことで?と思うかもしれませんが、この修正がしっかりと出来る生徒は多くありません。わからなかった問題を僕が解説して「あーなるほどね」と生徒がなったとして、全く同じ問題を1週間後に聞いても「なんだっけ?」となるケースは多いのです。人の説明をきいて理解することよりも、1から答案を書き出すことは遥かに難しいのです。偏差値の高い生徒ほど、一度間違えた問題を自力でできるようになるまで繰り返し解いてきます。この小さな積み重ねが大きな差になります。
好奇心…偏差値65の壁(東大東工大一橋早慶など)
「生まれついて才能がある」と言われる人いますよね?でもそのほとんどが生まれついて頭の要領が良い人もいますが「何故?知りたい!」という気持ちが恐ろしく強いからです。分からないものがあれば四六時中そのことについて考え、なんとしても理解してやると。
残酷な事実として、誰でも身につきやすい修正力と比較すると幼少期の環境や素養の占める割合が大きいと思っています。一流大学に合格するためには知識のインプットだけでは難しいのです。
僕の塾のゴールはこの好奇心を培うことです。考えることが楽しいと思ってくれれば勝ちです。「なぜ?」を大事にする授業はこのためです。