「成績アップに必要なのは苦労じゃない。楽しい努力だ。」
偏差値30から東大を目指す漫画”ドラゴン桜”の桜木先生の言葉です。(ドラマ版かな?)
この言葉は僕の指導でもいつも意識していることなんですね。
ひと昔前では志望校合格とは勉強時間という苦痛を耐えた者が勝ち取れるという時代があったかもしれません。でも今は違うと思います。
どんな勉強テクニックよりも優れた方法は好きになることだと思います。
いまや1000匹を超えるポケモンの名前をすべて言える子供、アイドルグループの全員の名前が出るオタク、戦国時代にやたら詳しい先生。彼らは覚えようとして頑張って覚えたわけじゃないですよね?好きで四六時中そのことばかり考えて、勝手に身についたものです。一度そうなってしまえば中々忘れません。
心理学者ショーンエイカーは言いました。ポジティブ状態の脳は生産性が高くなると。本能的に嫌いなことは忘れるようになっています。やたら生徒に嫌われる数学に対して、僕は好きになるような指導をしていきます。集団授業では難しいこともありますが、個別指導で直接見た生徒はみんな好きになってくれました。
ストレスが脳に悪影響を及ぼすことは、最近の研究でもう明らかになっていますからね。いまだにスパルタな指導をしているのは時代遅れだなと個人的に感じてしまいますね。