ちょっと宣伝な記事になります。
数学で行き詰まってしまうというのは、おそらく過去の内容でどこか欠損があることが多いんですね。教科書P60でわからない問題があったときに、p59がわかっていないだけなのか、p40からそもそも理解が怪しいのか。そうした時に解決手段は2つだと思っています。放置してしまうとp61からも理解できなくなってしまう可能性は高く、虫歯の治療と同じで早期発見が大切です。
1 教科書を最初しっかりと理解する。
シンプルな解決法です。どこが分からないかが明確だったら、そもそも躓きませんね。教科書は結構優秀で、ページ通り進んでいけば、理解できる仕組みになっています。僕は高校生の頃に塾講師をやる時に、生徒にうまく教えるために全てのトピックを人に説明できるぐらいまで教科書を読み込みました。弱点としては時間がかかるということです。
2 理解している人に頼る
僕は一対一で対話式授業ということを重視しています。「これって何で成り立つの」「どうしてこのことが言えるの?」僕の口癖です。人に説明できるということは理解していると言えるでしょう。その説明を聞くとだいたい、どの部分をどのように理解しているかが分かります。そうすればあとはもぐら叩きと同じで、理解が怪しいところを喩え話から始め、具体化して、理解の穴を埋めれば自然に問題も解けるようになっていきます。