よく夏は受験の天王山と言ったりしますね。目標達成に向けて重要な盤面を意味したりしますが、僕は「夏休みに頑張ったとしてもそこまで偏差値は上がらない」と思っています。
偏差値というものはマラソンで喩えると周りに比べたときの自身の順位です。周りが全力疾走しているラストスパートで同じように走っても、なかなか順位はあがりませんよね??
もちろん今まであまり勉強していなかった人が基礎からもう勉強して、偏差値を大きく上がる例も少なくないのですが、夏以降偏差値がグングン伸びる生徒はもう春先から全力で走っていた生徒です。
高校入試であれば、三年一学期二学期の内申も大事なので学校の勉強で精一杯で過去の内容を遡る暇もない生徒も多いと思います。だからこそ、みんながトボトボ歩いている春先が周りと差をつけるチャンスであり、春は受験の天王山だと思っています。
1日6時間の勉強を半年やるよりは1日3時間の勉強を1年やったほうが、成果を出すことができます。ぜひ、どうにか学力を上げたいなという人は自分の夢を叶えるために、早め早めに手をつけることをオススメします。いつやるの?今でしょ なんて本当に言い得て妙ですよ。明日から頑張るって人はずっと保留しますからね。