独学力

学生はよく「偏差値」で分類されます。

偏差値50、60、70。

学生の世界では、この数字で自分の位置を考えることが多いと思います。

もちろん、受験では偏差値も大切です。でも、人生全体で見ると、

それとは少し違う力もとても大事だと思っています。

それは自分で学ぶ力です。


社会に出ると「自分で学ぶ」ことが増える

社会に出ると、学校のような環境はなくなります。先生が毎日授業をしてくれるわけでもありません。宿題が出るわけでもありません。

つまり、

自分から学ぶことがとても大切になるのです。

  • 新しい仕事を覚える
  • 分からないことを調べる
  • 新しい知識を身につける

こうしたことを、自分で少しずつできる人は、大人になってからもどんどん成長していきます。


その力は特別な才能なのか

では、この「自分で学ぶ力」は特別な才能なのでしょうか。

私はそうは思いません。もちろん生まれ持った能力の差は多少あると思います。

でもそれ以上に大きいのは、これまでどのように勉強してきたか

だと思っています。


またポジショントークと言われるかもしれませんが

ここで、

「塾の先生だからそう言うんでしょう」

と思われるかもしれません。

それでも私は思います。

数学の勉強は、この力をとても育ててくれると感じています。


数学は「考える教科」

数学の勉強は、他の科目と少し違います。

例えばこんな流れになります。

  1. 問題を見る
  2. 自分で考える
  3. 解いてみる
  4. 答えを確認する
  5. なぜそうなるのか考える

このサイクルを何度も繰り返します。つまり、自分で考える時間がとても多い教科なのです。


実は数学はゲームに少し似ている

数学が好きな人は、よくこんな感覚を持っています。

「難しい問題が解けたとき、ちょっと嬉しい。」

まるでゲームのステージをクリアしたときのような感覚です。

最初は

「これ絶対無理じゃない?」

と思っていた問題でも、

少しずつ考えていくと

「あ、こういうことか」

と分かる瞬間があります。この瞬間は、実はとても気持ちいいものです。

数学は、考えることを楽しむ教科でもあるのです。


解けない問題にも意味がある

数学を勉強していると、

「全然わからない」

という問題にも出会います。

でもそのときに

  • 図を書いてみる
  • 条件を整理する
  • 解説を読んでみる
  • もう一度考える

こうして少しずつ理解していきます。

この経験は、実はとても大事です。

なぜなら、

自分で理解する力

が少しずつ育っていくからです。


偏差値よりも大事なもの

もちろん偏差値も大事です。

でも人生はとても長い。

学校を卒業したあとも、私たちはずっと学び続けていきます。

そのときに役に立つのは、学び続ける力です。


最後に

数学は難しい教科だと思われることもあります。

でも数学は、

考えることを楽しむ教科

でもあります。そしてその経験は、

将来、自分で学び続ける力につながっていきます。

数学の勉強は、単に受験のためだけではなく、

これからの長い人生のためのトレーニング

でもあるのかもしれません。

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