県相受験 人生で一番しんどかった

人生で一番勉強したときのは中学3年でしたね。

僕は中学校の内申が悪く、成績が9教科45のうち28,29ぐらいでした。県相受ける人はだいたい42/45があったので、二次選考(内申点を見ない1割の枠)狙いでした。ただ文化祭行った時に高校生がとても活き活きとしていて、地元のトップ校としての憧れもあり行きたかったんですね。何が大変かって5教科の勉強しなくてはいけないのが大変でした。得意科目苦手科目の差が大きくて。大手の集団塾に通っていたのですが、宿題の量が半端なかったです。塾講師となった今思うのは、高校入試に関していえば勉強時間の暴力で演習をひたすら繰り返すことは中々に有効な戦略だとは思います。おかげで合格し、感謝はあります。ただ、やる側はしんどいですよね。

結果として230ぐらい(当時は250点満点)を得点して、そこそこにギリギリでした。当時は合格発表の日に高校に行って、合否が書いてある封筒を貰いに行くって方法でした。友達と3人で結果見に行ったのですが、よくないですね。友達は自己採点で余裕だったので、落ちたらと思うとゾッとしますね。友達も気まずいと思います。同じ機会が今後あったとしたら受かった喜びも落ちた悲しみも1人で噛み締めたいとも思います。一番頑張った分、一番嬉しい合格発表でした(^○^)。

大学受験は本格的に始めたのが3年の夏の終わり頃で、受験科目は英数物化だったのですが英語は捨てて、得意な理系科目メインの勉強でした。数学はバイトの経験もあり元々できた。物理は数学が得意なのですぐ仕上がる。化学は理論は得意でしたし、暗記多めな有機無機などは気分転換にちょうどよかったです。自学メインで人にやらされる勉強ではなく、自分がやりたいような勉強だったので割と楽しかったですね。また高校入試と違って早慶東工のどれかに引っ掛かればいいやって感じだったので、3発の弾で2回までは外せるという余裕はありましたね。

中高一貫校で中1→高3まで教えていましたが、学年が上がるにつれて人にやらされる勉強から自分でやる勉強にシフトしていきます。やはり大学受験で人にやらされるような勉強している生徒は伸び悩む傾向がありました。塾によっては、単価を上げるために講座を必要以上に取らせるところもありますが、インプットばかりでは成果はあがりません。自分の頭で考えずに、学校の先生、塾の先生の言うことを思うように鵜呑みしていませんか?高校生には、なぜ自分はその学校に行きたいのかと常に自問して、自分で調べ、自分で実践して、有効な戦略を立ててくださいね。

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