算数を制するものが受験を制す

算数や数学って配点以上に合格のためのウェイトが大きいんですよね。たとえば超進学校灘中学は受験者平均合格者平均を公表していて2020年が
国語の受験者平均130点
国語の合格者平均138点
算数の受験者平均111点
算数の合格者平均143点
理科の受験者平均57点
理科の合格者平均67点
受験者と合格者の平均点の差が国語、算数、理科で8点、32点、10点(理科は満点が国算の半分)
合格者平均と受験者平均の差は算数が大きくなっていますが、これはどの多くの入試で見られる傾向です。

算数や数学って二極化しやすいんですよね。学校の定期テストでもそうでした。満点近くを取りやすいのも赤点を取りやすいのも数学です。大問形式で出題される都合で理解っている子はだいたい流れに沿って解けますし、理解っていない子はほとんど解けません。だから指導者としてはまずは、理解している側に回らせるところが最初の目標になりますね。他教科に比べて差がつきやすい分、算数が苦手なままだと合格は厳しいです。まずは算数を強化するところから始めましょう。

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