「勉強といえば、とにかく知識を入れまくる!」
これは非常に効率が悪い勉強法なんですね。学校では、先生が言ったことを必死に聞いて、先生が書いたものを必死に写して、そんな授業に慣れている生徒は勉強とは受け身なものであると錯覚します。
でも実際には知識を定着させるには、情報を受け入れるのではなく、情報を吐き出す必要があります。僕自身も高校生のころに塾講師をやっていて、自分自身の学力が大きく向上した経緯からそう考えます。
↓は教育学でよくでる図です。数字はデタラメでしょうけど、インプットよりもアウトプットの方が大事であることを分かりやすく表していると思います。
もちろんインプットがなければアウトプットもできません。大事なのはバランスです。自分はインプット:アウトプット=3:7が理想だと思っています。学校教員時代では、生徒がキチンと先生の話を聞いている授業よりも、先生は出来るだけ話さずに生徒同士で教え合ったりする授業を僕は良い授業と評価していました。学習塾では一対一で話していきながら、適切な質問をぶつけて、いかに自分の言葉で話させ基礎を定着させるか、これを僕の目標にしています。