起業というと身近にある話ではないと思っていませんか?
僕も4年前、学生の頃はそう思っていました。大学3年生のころに教員になりたいと思い、卒業後には通信制の学校に通い教員免許を取って、教員になりました。定年まで教員をやっていくものだと思っていました。
ところが組織で働くということは自分の考えで動くことができません。給料を貰うからにはいくら間違っていようが業務命令に反することはできないというのが筋だとは思っています。
大手の塾で雇われ塾講師にもなっても良かったのですが、結局は同じこと。営業ファーストで自分の信念と反することが求められる気がしました。そもそも自分は組織で働けるほど器用ではないので、起業することを教員2年目で決めて3年目で辞めました。最後の一年はスキルアップのために働き、本当に楽しかったですね。
1番の幸せとは自分で選んだ人生を自分の足で歩くことだと思います。誰に強要されることもなく、流されることも縛られることもなく、自分の生き方を自分で決める。だからこそ人のせいにはできないが、失敗の過程すら楽しむことができます。
いまは本当に楽しいです。失敗ばかりしていますが、自分で選んだ道で誰にも束縛されることはありません。塾の起業はそこまでハードル高いわけでもありません。僕の場合は細々とやっていて場所代と机イスがあれば授業はできますし、役所に提出書類だして営業と経理を兼ねるだけでやっていることは学生のバイトと変わりません。
別に起業をしたほうがいいと言っているわけではありません。コスパ良く働いて、愛する者にエネルギーを割く生き方もあると思います。組織の歯車としてのほうが真価を発揮できる人間もいます。ただ僕が組織で働くほど器用じゃなかったように、それぞれの資質があります。自分の特性に応じて、進路を決める選択肢の1つとして用意してあると選択肢が広がると思います。
日本の学生にとってはサラリーマンとして会社で働くことがロールモデルであるように感じています↓日本では起業に関心のない人間がとても多いのです。