「青チャート終わったら何をやればいいんですか?」
この質問はきっと100回以上受けたことがあるでしょう。青チャートは網羅系参考書で1番ベターな本だと思っていて、僕も推奨しています。網羅しきったら演習で知識を活用する練習に移行します。
ただ、僕はこの質問を受けたら、少し難しそうな例題見せて、これどうやって解くと聞くと「ええ‥となんだっけ」と止まってしまう生徒が少なくありません。網羅とはどのページの問題も瞬時に説明できるレベルで網羅したと言えるでしょう。適当に開いた1ページで詰まるようだと必ず穴があります。
僕自身が受験生のとき、網羅系参考書(一対一数学)をやる前に教科書をかなり読み込んで基礎を作っていました。それもあり他の受験生よりだいぶ効率良く勉強を進めていた自信もあります。それでも多い単元では4周はしました。間違えたところに付箋をつけて、後日もう一度とき全て付箋が取れた、これで1周です。網羅とは地道な作業で数学の受験勉強で1番しんどい部分です。しかし、凡人が進学校の生徒に競り勝つには知識は必要になります。
最後の演習は収穫です。網羅がしんどい分ここの作業は楽しく感じます。しっかりと網羅を出来て、それを活用して初見の問題を解けた時には脳汁が溢れます。成績も網羅が終わった段階では大して上がらず、演習が進むにつれて上がっていきます。頑張って♡