頑張った結果落ちてしまった。別に問題ないです。

これ好き。

「頑張った結果落ちてしまった。これは別にいいんです!」

ここが本当に好き。

受験の結果自体はせいぜい社会に出る飾りになるだけ。ただ受験に限らず何かに頑張った経験というのは社会に出てから活きてくるもの。もちろん頑張った子が報われることは嬉しいですが、その結果自体には大きな意味はないと思っています。

何だかんだで僕ら学校教員や塾講師は受かれば「あの子頑張ったからね」って、落ちたら「あの子はもう少し頑張れたなぁ」って思う生き物です。教育者ですら結果しか見ません。

せめて子どもの苦労の過程や夢への渇望を近くで見ている保護者だけは、結果には固執せず、寄り添って欲しいと思う。

保護者が結果ばかりに固執してしまうと子どもも受験がゴールになってしまい、受かったとしても落ちたとしても、その後の進路先で燃え尽きてしまったり、夢を見つけられなかったりすることが多い。特に親の影響を受けやすい中学受験では注意が必要だと思います。

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