願い

中高生の皆さん
勉強は面白いですかね?

僕は中学生までの勉強は面白くなかったです。知識偏向な試験ばかりで、点数が取れないと先生にもうちょっと頑張れって。興味もないのに、勉強することが義務として課せられて、昼間は学校で勉強、夜は塾で勉強。こんなのに何の意味があるんだと考えていました。

面白いと思うようになったのは、自分が勉強が活かされると気づいた時です。高校2年生ぐらいでしたね。塾のバイトを初めて、自分が上手く成績を伸ばすために、もっと深く理解する必要があると思ったのです。そうした時にエンジンがかかりました。

さらに社会に出ると数学を勉強してきたことが、自分の思考にブーストをかけていることに気づきました。数学や教育学を専門的に大学で学んだはず自分でも社会に出るまでは気づきませんでした。自分はかなり要領の悪い人間ですが、今では数学を勉強したおかげで、要領が悪かった分、常識に惑わされずにやりたいことを思考することが、出来ている自負はあります。
周りに流されるようになんとなくいい大学に行って、なんとなくいい会社に入って、なんとなく仕事して、きっと数学を勉強していなければ、なんとなく生きることになっていたような気がします。

大人はみんな「学生時代もっと勉強しておけば良かった」と言いますよね。真意は人によると思います。仕事に時間をとらわれずに勉強だけすればいい年齢で、もう少し教養を身につけておけば良かったという人もいます。他人に誇れる学歴を手に入れたかっただけという人もいます。(もしかしたらその重圧を受けている学生もいるかもしれない)

結論として、他教科はとにかく数学をやれと思っています。でも結果はあまり気にする必要はないです。数学自体の知識は活用しない人がほとんどでしょう。数学を学ぶこと自体に意味があるから、楽しく勉強出来ていれば何にも問題はありません。好奇心を持って、楽しく勉強をしてほしい。
ただ、数学を楽しむためにはある程度の論理が必要になります。どんなに面白いゲームでも操作が分からなければ面白くないですよね?楽しく勉強していれば結果は後から勝手についてくると思います。そのスタート地点として数学の基礎を馴染ませるお手伝いができればと思います。

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