先生「数学は基礎が大事だぞぉ」
生徒「そうか数学は基礎が大事なのか」
基礎が出来ないと、その先が出来ないから基礎が大事である。これは先生も生徒も分かっている情報だと思います。ただ残念ながら先生と生徒のイメージする数学の基礎には齟齬があると思っています。
生徒側は教科書にあるような基本的な問題が出来る=基礎ができる と認識していませんか?
f(x)=3のときf(2)を求めることが出来ること、f()の使い方が分かったぞ、と
一方で先生がいう基礎とはxの関数であるとはそもそもどういうことなのか、定数と変数は何が違うのか、こういう概念の理解が出来て基礎が出来ていると少なくとも僕は思っています。
ここで伝えたいのは基礎の定義ではなく、偏差値を70まで上げるためには概念の理解が必要不可欠であることであり、一問一答形式でこの問題はこう解くという暗記のような数学では良くて60ぐらいで止まってしまう。暗記するにしても知識を理解で結びけることが、定着のポイントです。