2026年 入試結果

今年は高校3年生はおらず、中学3年生が6名。先日の公立入試の結果発表をもって、全員の受験が無事に終了しました。

結果は一言で言うと——

大勝利。

6名全員が第一志望校に合格しました。(横浜市立金沢高校、桐蔭学園等々)

今年の3年生は、とにかく「目標に向かって走る力」が強かった。

こちらから宿題を大量に課すことはせず、

「次の模試で何点取りたいのか」

「そのために何をやるのか」

を自分で逆算して決める。

中には、県外の学校まで自分で調べ、僕も知らないような学校を見つけては説明会に足を運び、

関係者と直接話をして進路を決めていった生徒もいました。僕の仕事として指導という部分があまり必要なく、本当に支援というレベルのことしかしていない生徒が結果的に多かったです。それだけ自立したイメージでしたね。今年の三年生は。

もちろん、最初から順風満帆だったわけではありません。模試で思うように点が取れずに悔しそうにしていたり、志望校を本当にここでいいのかと迷っていた時期もありました。

それでも、自分で決めた目標に立ち返り、やるべきことを整理して、また前に進んでいく。その結果として湘南高校すら勝負できそうなぐらいの点数を本番で取ってきた生徒もいました。

さらに、今年の3年生を見ていて感じたのは、

**「戦略の精度の高さ」**でした。

例えば、私立専願であれば国数英理社でオール3を取り、英検3級を取得すれば基準を満たす。

第一志望の公立では英語に傾斜配点があるため、模試で90点前後を安定して取れる状態を目指す。

こうしたように、ただ闇雲に勉強するのではなく、

「何をやれば合格できるのか」から逆算して行動していた。その結果、3年生になる前の段階ですでに“勝ち筋”が見えていたのが印象的でした。

僕は基本的に「やらされる勉強」は長続きしないと考えています。

だからこそ、何をどれだけやるかはできる限り本人に委ねています。

その代わり、

「どう考えればいいか」

「どこを改善すればいいか」

は徹底的に対話します。

これから受験を迎える1年生・2年生には、できるだけ早い段階で

「自分はどの高校に進みたいのか」を自分の中で明確にしてほしいと思っています。

その答えは、人からおすすめされた学校でも、周りから期待されている学校でもなく、

自分自身が「ここに行きたい」と感じた場所であるべきです。

実際に今年の生徒たちも、それぞれ明確な理由を持って志望校を選んでいました。

部活動で自分を高められる環境に身を置きたい。
将来の夢に向けて、職業訓練的な授業がある学校に進みたい。
行きたい大学のすぐそばにある高校に通い、3年間その空気を感じながら受験勉強に励みたい。

理由は人それぞれですが、どれも「自分の意思」で選んだものです。

だからこそ、強い。僕は、生徒であっても一人の人間として、自己実現のために努力する人を無条件で尊敬しています。

言われたことをこなすだけではなく、自分で考え、自分で選び、自分で進む。

そのためには、ネットで情報を見るだけでなく、実際に足を運び、空気を感じ、五感でその学校を体験すること。できれば、なるべく早い時期に。

その経験が、受験期の大きな原動力になります。受験はゴールではなくスタートです。

彼らはきっと、入学後も自分で考え、自分で選び、

学力だけでなく人としても成長していくはずです。

来年以降も、全員合格を目指すことはもちろんですが、それ以上に「自分で進める力」を持った生徒を育てていきたいと思っています。

もし今、

「何となく成績を上げたい」と思っているなら、

一度立ち止まって、

「自分はどこに行きたいのか」

を考えてみてください。そこから、すべてが始まります。

この記事を書いた人