流川のシュート

このシーン好きなんですよね。初心者の桜木は憎きエースの流川の凄さはずっとわからなかった。しかし、だんだんと上達して、流川を見たときに初めて流川の凄さがわかったという話です。適切に評価をするためにも実力が必要であるという教訓ですね。

正しく評価するためにもある程度の素養が必要。これは勉強にも言えると思うんです。

僕は理想をいえば塾に頼らず、自学で進められれば、それがベストだと思っています。自分のことを一番評価できるポテンシャルがあるのは本人以外に誰でもないはずで、勉強のペースを他人に引っ張られる必要もありません。特に分かりやすい授業を受けたいだけなら塾に行かなくてもスタサプがあるわけですし。

しかし、塾講師の一方的な目線ですが、分からないことが分からないという受験生が少なくありません。本当は正負の数が出来ていないのに方程式で躓く生徒、関数を理解していないから微積が理解できない生徒。自覚もありません。無知の知という言葉もありますが、何がわかっていないかを、知ってるかどうかは天と地の違いです。

僕自身も高校生の頃に塾講師を始めて、人に教えることで初めて自分がここまで理解していなかったことに気づきました。

家でも一流の授業を見ることができる現代で塾できることは、分かりやすい授業を浴びせることではないと思っています。個人的には人に説明することができれば、だいたい理解しているといいと思っています。僕がマンツーマンの対話型授業にこだわるのはそういう理由です

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