最近サッカー漫画を読んでいるんですね。サッカー漫画はあまり読んだことはなかったのですが、これ結構面白いんですね。育成がテーマであり、自分の塾講師としてのためになる部分があります。出来るだけ選手自身に答えを見つけさせることを重視してました。正解をすぐに教えるのは指導者の怠慢です。
フルスマはマンツーマンの対話型授業をウリにしています。集団授業ではどうしても一方通行に情報のシャワーを浴びせがちで、生徒は「きく」という受け身の作業に重点がいき、どうしても暗記偏向な授業になってしまい、本当の理解が身に付きません。これでは理系科目は伸びません。質問をたくさん投げかけて、自分で導き出したり、考えていることを人に説明させることで理解の定着をはかります。自分でつかんだ答えは一生忘れません。
僕が学校教員やっていたころにも、1つだけ非常に強い部活があったんですね(全国三位)。顧問もすごい見た目が怖くて、言動も怖くて隣のクラスで担任になりました。
自分のクラスにもその部活生がいて観察してみると。よくある強豪校のイメージの鬼顧問と兵隊のような部活なのかなって思っていたんですが、同じ志しを持った選手たちで自分たちで目標を立て、考えて行動し、自分たちで実行し、しっかりと振り返る。顧問の先生もそれを重視していました。僕自身もその先生には本当にお世話になり、第一印象が100%逆向きに行きましたね。どの分野でも、何か1つに極めた人間の哲学を聞くのが結構好きだったんです。
やっぱ勉強にしろ、部活にしろ、芸術にしろ、真の強者になるには「自律」が必要不可欠だと思っています。