共通テスト、ここ30年で死ぬほど難しくなっている。

共通テストが今日終わりました。今年の特徴は英語のリーディングの分量が増えて阿鼻叫喚ですね。
どの科目も一昔前に比べて本当に難しくなりました。30年前のセンター試験と比較すると数学は冗談抜きで分量は5倍以上増えています。↓30年前のセンター試験数学II。今年の共通テストと比較したら笑っちゃうぐらい簡単です。10分ぐらいで解けます。ページ数だけで単純に比較すると今年の問題は30ページありましたので、10分の1ですね。

今の受験生が昔の受験生より頭が優れているというつもりはありません。ノウハウが確立され、勉強の環境も違うので、比較は出来ないと思います。しかし単純に問題だけで比較したら天と地の違いはあると思います。
よく「共通テスト(センター)は教科書レベルができれば満点いける」なんて仰る方もいますが、ぶっちゃけ教科書かじったぐらいで共通テスト満点余裕というのであれば東大でも目指してくださいという話です。

なんでこんなに難しくなっているのかといえば、結局は受験生の平均的なレベルが上がってきているからです。事実として、入試とは選抜するためのテストです。言い方を変えると落とすためのテストです。みんないい点数だから、みんな好きな大学に入っていいですよ〜なんてできません。だから今の受験生が、昔ながらの根性論や詰め込みのような勉強をしていたら、絶対に現代のテストに立ち向かうことが出来ません。いかに効率良く勉強するか、が突破するための必要条件になりますね。

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