偉いね。子どもに使いたくないですね。
僕は教員と生徒も関係の理想は上下関係でなく、フラットな関係です。教育をする立場と偉そうで厳粛なキャラクターではなく、知っている大人のうちの1人ぐらいで認識してほしいなと思っています。教員時代は他の先生には「舐められてね?」「言うこと聞かなくね?」って言われることは、まぁたまにありましたが、中高生相手は理にかなったことは話せば理解してくれますし、僕自身もよくわからない学校の決まり事は僕がそもそも面倒くさくて適当に流していたので、別に聞かなくてもいいやって感じでした。
一般的に使われるシチュエーションはこの2つですね。
①生徒が何かを手伝ってくれた
ここは偉いねと言うべきではないと思っています。人と人との関係では「ありがとう、助かりました」これが正しいはずです。偉いねは評価です、上から目線で相手をコントロールしている行為です。
②たくさん勉強して良い成績をとってきた
これも偉いねは間違えです。この言葉を言われて嬉しい子どももいるかもしれません。しかし勉強をするというのは本当は楽しいことなんです。僕が逆の立場だったら内心、不愉快です(好きでやっているのに…)。勉強したこと自体を偉いと褒めてしまうと、勉強とは我慢してやる行為なんだって認識してしまうかもしれません。
1番大切なのは過去の自分と比較して伸びていることを自覚することです。もし、それが不十分そうに見えた時にはそれを伝えることが大事だと思います。