成績が伸びる人が抱える劣等感

劣等感とはどのような心情でしょうか。自分が何かよりも劣っているという感情

誰しもが持つ感情であると思いますが、成績が伸びる生徒とそうでない生徒ではその何かが異なることが多いように感じます。ズバリ

①自分の理想と比べて劣っている
②他人と比べて劣っている

の違いです。どちらが伸びる生徒だと思いますか?

いま受験の結果や定期テストが返されている時期ですが、思うような結果が残せなかったという人は少なくないと思います。
①は「自分ならもう少し取れた」「次はこうこうやって、目標点に達する」「平均よりは低いが前よりは手応えを感じた。」「」
②は「平均より高くて安心した」「他の子よりも才能がないから、点をとれないのも仕方ない」「クラスで1番を取れた、友達に、親に、先生に認められる」「点数が低い。もうだめだ。おしまいだ」

①のように前向きな生徒は自分と比較しています。その生徒は伸びます。自分の理想を叶えるために前へ前へという気持ちが進み続けます。
②はいまは結果が良かったとしても、いつかは満足いかない成績になります。その時に潰れてしまうことがあります。


受験とは合否は他者との競争であることは否めません。しかし受験の成否は自分との競争だと思います。失敗から何を得るのか。

以下はテキサス大学のアメフトコーチ ダレルロイヤルの手紙です。

フィールドでプレーする誰もが必ず一度や二度、屈辱を味わわされるだろう。

打ちのめされたことがない選手など存在しない。

ただ、一流の選手はあらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうとする。

並の選手は少しばかり立ち上がるのが遅い。

そして、敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。

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