県外からオンライン授業を受けている公立中学生
かとう「そろそろ平行四辺形の証明入った?」
生徒「ここは○○県立の入試問題にはでないから飛ばすって言っていました」
かとう「えぇ…」
10ページぐらい飛びました。僕も学校教員の時に進路と生徒に応じて、問を1つ飛ばしてとかはなくはありませんでしたが、指導要領にも書いてあるトピックを丸々飛ばすのはどうなんだろって。
しかも入試にでないからって塾みたいな理由で、、高校に受かればゴールなんかなって考えてしまう。
学校とは、幸せを掴むためのスキルを身につける場所だと思っています。生徒の幸せに結びつかないのであれば無意味だと思っています。(だから偉そうな人の言うことを聞け、のような教育が好かないのです。ブラック企業の兵隊育成みたいで、真面目な人ほど幸せと対極な方に行きそうで)
一方で塾はただのサービスです。塾講師として、数学を通して少しでも幸せになってほしいという願いはあります。しかし、1番の責任は本人が望む成績を取るための支援をして、本人が望む進路に何としても合格させることにあると思っています。
同じ数学を教える職業でも学校とは全然違うものだと思っています。僕のなかでの教育は塾を含みません。ラーメンを食べたいお客様にラーメンを食べさせるのと根本は大きく変わらないと思っています。ただ、先に生まれた1人の大人として、接することで、何らかの幸せを掴んでほしいなと思っています。