ピカソの30秒

ピカソが市場を歩いていると、ある婦人が呼び止めた。彼女はピカソの大ファンで、絵を描いて欲しいという。快諾したピカソは、さらさらと絵を描き上げた。婦人は喜び、いくらなら絵を譲ってもらえるか尋ねた。ピカソはこう言った。

「このスケッチは100万ドルです」

婦人は驚き、高すぎると言った。たった30秒で描いた絵が、どうして100万ドルもするのか尋ねた。するとピカソはこう答えた。

「いいえ、30秒ではありません。私は、これまでに30年もの研鑽を積んできました。だから、この絵を描くのにかかった時間は、30年と30秒なのです。

ピカソの30秒ですね。

これは塾講師でも同じことが言えると思っています。極端な話になりますが自分で勉強できる子どもは塾なんて行かないほうがいいと思います。インターネットの発達で一部に塾だけが情報を独占していることもなくなりましたし、調べたいことがあれば簡単に調べることができます。自分でペースを作れる子が他人のペースで勉強することは逆効果です。ただ自分での勉強の軸がなく、他人からアドバイスをもらって優良な授業を受ける恩恵が大きい子どももいます。
だから何ヶ月、何年も通って成績が伸びない塾なんて行く価値はありません。塾は勉強に困っている子の成績を伸ばす場所です。能力が高い生徒しか伸びないのであれば塾なんて必要ありません。

＊注意　このあとは自慢の入った宣伝をします。


理数特化塾フルスマは自称プロ講師の僕が教えます。そんじょそこらの学生講師とは戦闘力が違います。高校生から塾講師をはじめ、雇われとして個別指導→集団塾→学校とステップアップして究極の指導「対話型授業」を編み出し、それを還元するために独立しました。
「絶対いいから入塾しなよ」とは言いません。「とりあえず体験授業を受けてみ？」です。無料でやっています。こりゃ成績伸びそうだなぁと思うような不思議な経験をすることになるでしょう。そこそこ伸びるか、すごい伸びるか、どちらかです。