忍耐で勉強をすると負けます。

AIが仕事を
最近では「しっかりと勉強しないと将来、人間並みに賢くなったAIに仕事を奪われるよだからしっかりと勉強を教えないと」という言葉を教育業界では耳にします。
実は違います。むしろ真逆だと思っています。頑張って勉強に耐えた人が苦労する世の中になると思っています。というよりもすでになっています。

仕事にはおおまかに3パターンに分かれると思っています。
Aクリエイティブな仕事を生み出す人
B頭脳的な作業をこなす人
C体育会系な仕事ができる人

例えば
Aが芸術家、動画編集者、経営者
Bが営業職、公務員、経理
Cが土木系、飲食店、ホスト
のような感じです。

Cが大変そうな風潮をもたれがちですが、1番AIによって需要がなくなるのはBだと思っています。言い方は悪いですが中途半端な頭脳仕事です。教えられたことを再現する能力です。AIが得意なことはシステムに基づいて行動をズレなく行うことです。Bのような仕事です。Bは「それなりに学生時代真面目に勉強して、それないの大学へ行き、それなりのとこに就職すればいいや」という学生を求めています。

C部活やバイトで体力もありコミュニケーションが上手な人が活躍できます。大変な仕事もありますが、AIでは代替できません。変わることがあるとすれば自動運転が発達して、ガストでは猫ちゃんが料理を運ぶようになった感じで車も自動運転するようになるのではないでしょうか。そうすればドライバーの需要は減るような気もしますが、インフラ整備などは物理的な制約によって機械で代替は難しいです。学校教員として部活に全力注いでいる生徒はたとえ成績があまり良くなくても将来、活躍しそうだなと思っています。

もちろん生まれついた素質も千差万別のように、それぞれ適した道へ行くのがベストだと思っています。しかし日本ではBのような生徒をできやすいような気がします。ルールを守り、苦手な勉強も満遍なくこなし、人に好かれるような人格を備わった子どもが評価されます。でも本当にそれでいいのでしょうか。AやC向きの子がBのようになれなくて、自分の力を発揮できなくなるような気がします。僕はAのような生徒がこれから求められているような気がします。苦手を克服するのではなく、各個人が自分の興味関心に応じて好きなことに夢中になることです。あとは数学を楽しむこと。数字に強ければ、常識という名の圧力に惑わされることなく自分の道に進める気がします。頑張って耐えるように勉強するのではなく、好奇心にしたがって吸収して欲しいです。

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