寒くなってくるとそろそろ受験かー感じるのはきっと職業病ですよね。
学校では大学を一般受験するクラスを見てなかったのでそこまで感じることはありませんでしたが、塾バイト→学校教員→塾経営と、ここに戻ってきてからは懐かしい感覚ですね。毎年、受験生は1人はいますから、ドキドキですね。フルスマでも高校受験生も大学受験生もいます。
最後の授業が終わってしまえばあとは僕にできることはありません。最善を尽くしたとは思って、送り出しても頭から離れることはありません。何度送り出しても変わりません。
でも受験生には伝えたい、受験の成否自体は人生という長い目で見れば大した問題ではありません。受かるか落ちるか2つの道について、多くの受験生は受かった道は明るくて、落ちて併願先の学校は暗い道、そう見ていると思います。僕も高校教員として後者のような学校にいましたが確かに高校一年生の4月にはそういう雰囲気を感じます。ところがGW迎える前に吹き飛びます。受かった先がピカピカの未来があるかどうか、落ちた先がどんよりとした未来なのか、誰にもわかりません。
むしろ問題なのでは夢中になって取り組めたかどうか。これは人生という長い目で見ても大きな問題になり得ることです。とてもに薄情に聞こえるかもしれませんが君が受かろうが落ちようが僕の人生には影響はありません。せいぜい良いところを受かれば塾の宣伝にできる程度です。だから僕の顔色を伺う必要はありません。「落ちたかもしれないごめんなさい」なんていう必要はありません。「一年間せいいっぱいやりました」をたくさん集めていけば素敵な人になるでしょう。