数学って中高生めちゃくちゃ勉強しますよね。小中が週4コマで授業して、高校で理系選択すれば学校の授業だけで1800時間ぐらいの勉強時間となります。
基本的な四則計算ならわかるけど、なんでこんなに勉強しなきゃいけないの?って思うかもしれません。でも実際には入試では難関大学ほど数学力を重視しますし、難関企業ほど論理力を重視します。なぁぜ?なぁぜ。
僕は高校生までで習う数学の目的とは定義と定理で遊ぶことだと思っています。中学校の定期テストレベルではしっかりと定義や定理を確認するような問題ばかりですが、高校数学のある意味のゴールである大学入試ではそんなシンプルな問は表れません。
例えば東大の入試問題 「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」
これは典型的な定義と定理でいかに遊んできたかを問うような問題だと思っています。誰もが知っている円周率、その定義が計算上3.05より大きくなることを示すには円周率に対する正確な定義とそこから定理を導く力を東大は問うているわけです。
社会で生きていくことも、基本的には前提条件(定義)から問題解決(定理)にあるわけで数学を解くこととそう変わりません。数学で定義と定理でより遊んだ経験から得た力は、ビジネスにしても法律にしても科学でも政治でもより有益な解決をすることができるでしょう。
フルスマでは面白い現象が起きていて、数学は全塾生が受けていて、数学の点数は個人差はあれど伸びていっていますが、数学以外の点数も伸びている人が増えています。前の塾では国数英を見ていて、今の塾では数学と理科しかやっていないのにも関わらず、国語英語社会を含めて全体的に伸びているという生徒もいます。特にフルスマに通ってから一年近く経っている生徒に多いです。純粋に数学の得点が上がり勉強に対するモチベが上がり、他の科目もやる気になって伸びているという仮説もありますが、数学を勉強することで論理的に物事を考えることができるようになってきて、その現れとして他の科目も伸びていくことも少しはあるんじゃないでしょうか。そうだとすれば数学に重点を当てて勉強することは受験に関わらず、恩恵は大きんじゃないかと思っています。