4月になって、高校生になったフルスマ生を見ていて思った。
正直に言うと、「ずるいなあ」と。
中学生にはあまり思わない。
バイトもできないし、買い食いなんてのもないし、基本は家と学校の往復。
まだ守られてる側だな、という感じ。責任がない分、自由がない。
大学生も違う。
年齢的にはもう大人で、ある程度は自分で生きていかなきゃいけない。自由はあるけど、その分ちゃんと責任もついてくる。だから社会人とそこまで大きな違いはないと思ってる。
でも高校生はずるい。
バイトができて、行動範囲が一気に広がって、友達も増える。
それでいて生活費は親で、大きな責任もまだない。多少やらかしても人生は詰まない。
これ、冷静に考えて強すぎる。
だから思う。
高校生、無敵じゃないかと。
でも実は僕は、高校に8年通っている。
え?って思うかもしれないけど、
学生として3年、教員として5年。
他の先生がどう思っているかは分からないけど、あんまり高校に行くことには、自分が学生だったか、教員だったかはそこまで意識することはありませんでした。
自分は新卒1年目の教員のときが、人生で一番充実していたと今でも思っている。
もちろん責任はなくはない。でも、まだ大きなものを背負っているわけではなくて、周りの先生に支えられながら、初めての経験をひたすら浴び続ける日々だった。あの時期って、ある意味「ほぼ無敵の大人」なんだと思う。
今でも当時の先生たちと会うことがあるけど、忙しそうにしているのを見ると、ちょっといいなあと思ってしまう。
学校教員って、いい仕事ですよ。
辞めた人が言うのもどうなんだ、って感じだけど、これは本音。
正直、戻りたいなと思う気持ちもある。でも自分には果たさなければならない野望がある。
だから今は、その“無敵だった時間”を懐かしむんじゃなくて、あの頃以上に面白い人生を、自分で作りにいこうと思う。


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