学校教員時代に最初の授業で必ずした質問

僕が学校教員時代に最初の授業で必ずした質問があります。

「数学が嫌いな人、手をあげてー」 結構、手を挙げるんですね。

「じゃあ今、手を挙げている人の中で数学は確かに嫌いだけど、別に苦手ではない人はそのまま手を挙げ続けてー」 これはほとんど手を下げます。

これから「数学が嫌いな人は数学が苦手である。」ということが分かります。

言い方を変えると、多くの生徒が数学を嫌いになってしまう原因は「数学ができないから」に尽きると思います。

これは本当に勿体無いと

例えるのであれば「柔道部に入って受け身の練習をやっている受け身ばっかでつまらない、柔道部辞める」と言っているものです。数学を嫌うにしてもまずは得意になって数学というものがどういうものか知ってから嫌って欲しいと思います。

数学Iを習っている人はこれの対偶は分かりますよね?「数学を得意であれば数学が好きである」とのことです。だからまずは数学を出来るようにして、点数が取らせてあげて、数学への苦手意識を無くしてあげることが僕の使命だと思って授業をしていましたね。

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